アラフォー、ファッションを語る。

急にファッションに目覚めた?アラフォーのブログ。革靴、特にブーツ好き。

オールデンを洗う(2.クリーム〜(キズ補修)〜カラークリーム)

オールデンを洗ってみた、続きです。

 

pondofkawagutsu.hateblo.jp

 

手順①

しっかり乾かすと、こんな感じで見るからにカラカラになります。特に汚れを狙って擦ったところが少し白っぽくなってます。

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手順(おまけ)

洗う工程には関係ありませんが、以前カラー修復したところが変になってましたので、やすりで削ってのリペアに再挑戦します。

最初120番くらいのやや荒めのでやすりがけし、240、400、800と順に細かくしていきます。

力を入れず、広範囲を軽くなするイメージでかけ、キズを100%見えなくするように削る必要はないとのこと。(多少残っていてもその後のカラーで目立ちにくくなるため。)

また、色味が馴染むよう周りも軽くかけておきます。ついでに左足も黒く汚れたところを軽くヤスリがけしました。

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手順②

クリームで栄養を与えます。自分は指ですり込んでいきます。

(つけすぎ😱!というのもクリームの瓶をひっくり返すという失態を演じ、アタフタしました...)

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左足がクリーム済み。塗った瞬間、すぐに吸い込んでいく。。

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しばらく置いたら、布で軽く乾拭きします。

これだけでスコッチグレインのはほぼ履けそうな状態に見えますね。

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手順③

カラークリームで仕上げます。

スコッチグレインサフィールのクレム1925(マホガニー)で、ダービーブーツは同じサフィールですが、普通のカラークリーム(03ライトブラウン)で補色しました。

 

終わったのがこれ。

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以下、対比です。

特に左足のサイドを比べるともっちり感が出て、シワと染みがだいぶ綺麗になったのが分かります。(色味は撮影環境が違うためで、実際にはそこまで変わってません。)

(洗浄前)

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(仕上げ後)

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(洗浄前)
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(仕上げ後)

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新品のようにはいきませんが、まあこれだけハリが出れば満足です😙

9年分の汚れも落としてさっぱりし、あと10年とは言いませんが、5年くらいは余裕でいけそうです。(後でコバも色塗らないと、ですが。)

 

 

一方、ダービーブーツの方は…

 

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ダメですね…😫

 

もっちり感やツヤはいい感じに仕上がってますが、問題の右足のつま先が…

 

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一向に改善してない!

 

どうしよう…😨

 

これは前回カラー修復をやった時に、ヤスリで深く削りすぎたとしか考えられません。

 

前回と同じことをやっても仕方ないので、今度はアンティーク仕上げにチャレンジしたいと思います。

 

ということで、「オールデンを洗う」番外編として、次回「アンティーク仕上げでごまかしてみる。」に続きます(予定)。